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私の魔人 

深い地面の下
長い洞窟の奥
台座に置かれるは三つの願いを叶える魔法のランプ

盗賊はついに手に入れる
煙と共現れたのは 褐色の肌の 大きな魔人が現れた
魔人が厳かに言った

「我を解放した人間よ 願いを言うがよい」


~~~~~


いつかあなたが読んでくれた童話(物語)

「君ならどんなお願いするの?」
と、笑いながら聞いたけど・・・

私には・・・・・

・・・One・・・
あの白い 四角くて狭い部屋(世界)から連れ出してくれた あなたの左手
私の手を掴んだあなたは森を駆けていく
自分があんなに早く走れるなんて私は知らなかった
どこまで行っても私を遮る白い壁はもう無かった

それは あなたのくれた世界

・・・Two・・・
いつも歩いてばかりのあなただから わたしが見るのはあなたの背中ばかり
わたしがここで立ち止まったら あなたは気付いてくれるの?
でも 試す勇気はない
この世界は一人になるには広すぎるから・・・
小さな繋がりを求めてゆらゆら揺れるあなたの服の裾をきゅっと掴む
あなたは「いつも」すぐに立ち止まって不思議そうに振り返る
あぁ・・・良かった

それは あなたのくれた安心

・・・Three・・・
私は最後の願いを口にする
あなたは少し驚いた顔をして 困った顔をした
そしてわたしの前にしゃがみ込むと あなたは笑いながら真面目に言った

「それは自分で叶えるんだ」
そう言って わたしの頭を軽く撫ぜる

「君に付けた名前(フリージア)はその為にあるんだから」
納得できずにむくれると あなたは誤魔化すように笑った


あの童話(物語)のように親切じゃないけど とても暖かいランプの魔人
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